子供が漢字の書き順を覚えられない
何回教えても全然漢字の書き順が違う、、、
学校では漢字を書くことが多く、書くのが苦手な子だと「うちの子大丈夫かな?」と心配になりますよね。
私の娘も苦手なことが多くて、ついつい不安になってしまいます
以前「漢字の書き順が覚えられない子」の相談を受けましたが、改善策やコツを教えたら漢字を書くやすくなったケースがありました。
- 漢字の書き順が覚えられない原因
- 漢字の書きやすくするための改善策
- 漢字を書くときに大切なこと
この記事を読むことで、文字を書きやすくなり漢字の勉強が苦しくならない方法を知ることができます。
漢字の書き順が覚えられない子の原因
「書くこと」が苦手な子の原因はさまざまで、漢字の書き順が覚えられないといったケースは珍しくありません。
今回は、私が相談を受けたケースを紹介します。
次第に漢字を書けるようになっていきましたよ♪
お子さんが「漢字を迷路みたいに書く」ご家庭からの相談
相談が来たご家庭では、こんなやり取りが続いていました。
ママ、漢字の宿題やるね!
わかった、がんばって!
よし、こうかな?
漢字には書き順があるから、お手本どおりにやってごらん
わかった!これでどう?
お手本は見てるけど、迷路みたいに書いてるわね、、、
お手本を見て書き順どおりに漢字を書くように伝えても、迷路のように漢字を書くのは続きました。
何度書かせても同じで、お母さんはとても不安になってしまったとのことです。
原因は「線の分解と再統合」が苦手なこと
漢字の書き順が覚えられない原因は、「線の分解と再統合」が苦手なことです。
漢字は線をバラバラに認識しながらつないでいくのですが、線を正しく認識できないため、書き順どおりに書くことができません。
「田」の漢字でいえば、上記のようなことが頭の中で起きています
ただ物覚えが悪いだけではないので、「線の分解と再統合」の練習を少しずつすれば漢字は書けるようになります。
改善策|漢字を正しく認識するために色分けをする
漢字の書き順が覚えられない子の改善策は「色分けをする」ことです。
漢字で使われている線の色を分けて、線の分解と再統合をわかりやすくできます。
画像のように色分けすると、わかりやすくなりますよね!
漢字の書き順が覚えられない子は、漢字の線を色分けして「線の分解と再統合」を練習していきましょう。
漢字を書くときに大切なこと
漢字を練習するときには、以下の3つを意識しましょう。
- 書き順にこだわりすぎない
- たくさん書くことは必須ではない
- 正しく漢字を再現する
意識するとお子さんも親御さんも気持ちが楽になって、漢字の勉強が楽しくなりますよ♪
書き順にこだわりすぎない
漢字を書くときには、書き順にこだわりすぎないようにしましょう。
書き順は大人になってから覚えられるので、子供の頃にできなくても問題はありません。
そういえば、私も書き順が違う漢字があるかも
まずは書き順ではなく、見本どおりに書こうとするのが大切です。
たくさん書くことは必須ではない
漢字を早く覚えて欲しいからといって、たくさん書かせるのはやめた方が良いかもしれません。
とにかく書いて覚えさせることだけが、勉強ではないからです。
もともと書くのが苦手なのに、たくさん書かせたら勉強が嫌いになってしまうかも、、、
焦る気持ちもわかりますが、お子さんのペースで親子一緒に楽しむことが大事です。
正しく漢字を再現する
今回紹介した色分けを使って、正しく漢字を再現しましょう。
少しずつ練習していけば、次第に漢字が書きやすくなっていきます。
ママ、「田」書けたよ!
上手に書けてる、よくがんばったね!
やったー!次は何を書こうかな?
小さな成功体験を積み重ねれば、子供は自信がついてチャレンジするようになります。
書くことが苦手でも、親子で楽しみながら練習しましょう♪
まとめ
この記事では、実際に受けた相談を例に「漢字の書き順を覚えられない子」の原因・改善策・大切なことを紹介しました。
漢字の書き順が覚えられない子は、漢字の線を色分けすると正しく認識できて、文字が書きやすくなります。
- 書き順にこだわりすぎない
- たくさん書くことは必須ではない
- 正しく漢字を再現する
漢字を書くのが苦手でも、焦らずに親子で取り組めば書けるようになるので、お子さんのペースで練習しましょう!
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