離婚調停ってよく聞くけどどうなんだろう?
離婚調停を始めたけど不安、、、
離婚は決めたけれど、裁判所でおこなわれる離婚調停が不安な人は多いですよね。
私も離婚の相談をたくさん受けてきたので、不安になる気持ちは痛いほどわかります、、、
離婚調停にはメリット・デメリットがあり、向いている人と向いていない人に分かれます。
離婚調停が向いていない人は、「心の整理がつく離婚」として専門家とカウンセリングしながら協議するのがおすすめです。
この記事を読むと、離婚調停だけではなく「心の整理がつく離婚」の選択肢が増え、自分に合ったほうを選べるようになります。
離婚調停とは
離婚調停とは、調停委員会(裁判官1名・調停委員2名)を仲介して、離婚に関する問題を話し合うことをいいます。
簡単にいうと「裁判所での話し合い」ですね
離婚調停では、主に次の点を話し合います。
- 離婚をするかどうか
- 子どもの親権
- 子どもとの面会交流
- 養育費
- 財産に関する問題
調停委員が間に入って進めてくれるため、自分たちだけで話し合っても条件面の折り合いがつかない人に向いています。
離婚調停の簡単な流れは次のとおりです。
- 離婚調停の申立て
- 第1回目の調停
- 第2回目以降の調停(終わるまで)
- 離婚調停終了
1回の調停は2時間程度で、調停自体は3回~5回程度で終わるケースが多く、平均して7.6ヵ月です。
出典:あなたの弁護士
調停で話し合っても合意に至らなければ「調停不成立」になります。
また、話し合いの途中であっても調停を取り下げることができるので覚えておきましょう。
「やっぱり自分たちで話し合おう」と決めたらいつでも調停を取り下げられます♪
離婚調停のメリット
離婚調停にはメリットとデメリットがあり、自分の状況によって向いている人と向いていない人に分かれます。
- 調停委員が条件面の話を進めてくれる
- 相手と別席で冷静に話し合える
- 自分の請求が法的に妥当か判断できる
- 約束が守られやすい
相手が離婚を拒否しているケースや、条件面で合意が得られないケースは、離婚調停が向いています。
また、相手がモラハラ・DVなどをしてくるケースでも有効です。
相手と直接話さずに条件面を決めたい人には助かりますね
調停委員が条件面の話を進めてくれる
離婚調停は、調停委員が間に入りデリケートな条件面の話を進めてくれます。
- 親権
- 面会交流
- 養育費
- 財産分与 など
調停委員が問題点を整理してくれ、過去の例やデータを見ながら話し合えるため、効率よく条件面を決めていけるのがメリットです。
男の人に強く言われたら困るから助かりますね
調停であればそんな心配はいりません
2人で話し合っても難しいことはありますよね、、、
相手と別席で冷静に話し合える
離婚調停は、基本的に相手と別席で話し合いをします。
また、申し立てをする際に「顔を合わせたくない」と伝えれば、すべて別席で調停を進めていくことができます。
- モラハラを受けている
- 暴力を受けている
これらの場合は、相手と顔を合わせて言いたいことを主張するのは難しいでしょう。
離婚調停は調停委員を仲介して、別席で話し合いを進められるのが良い点です。
同席で話すこともできるんですか?
双方が同席を望めばできますよ♪
また、調停の成立時には顔を合わせる機会があります
自分の請求が法的に妥当か判断できる
離婚調停は、調停委員がお互いの意見を聞きながら「法的に公正な解決」を目指すので、一方が理不尽な条件で終わることはありません。
また、相手と自分の主張が合わないときは「調停案」を出してもらうこともできます。
当事者同士の主張をふまえ、調停委員会で妥当と判断した解決策のこと
自分の主張について、裁判所が妥当かどうか判断してくれるのは離婚調停ならではです。
これなら主張が通っても通らなくても納得できそうですね
そうですね、客観的に裁判所が判断してくれるのは調停のメリットです
約束が守られやすい
離婚調停で決まったことは、公的な書類の「調停調書」に記載されるため、約束が守られやすいのも特徴です。
また調停調書があれば、養育費・財産分与などで決めた内容が守られなかった場合、強制執行ができます。
約束が守られやすいうえに、守らなかったときの強制執行もあるのが離婚調停の良い点です。
養育費が途中で払われなくなったケースは聞いたことあります、、、
養育費を払ってもらえない場合は、時効が5年なので注意しましょう
最大で5年分はさかのぼって請求できますよ
離婚調停のデメリット
離婚調停には、デメリットも複数あります。
- 日程調整が必要になる
- 長期化する恐れがある
- 費用が高額になる場合もある
- 子どもが悲しむ可能性がある
- 気持ちの整理がつかないこともある
離婚調停は条件面を効率よく決められる一方、手間や費用がかかる可能性があります。
また離婚後、親としての関係を良好に保ちたい場合には向いていません。
条件面は決められたとしても、お互い気持ちの整理がつかないケースが多いんです、、、
日程調整が必要になる
離婚調停は、平日の日中におこなわれるため、仕事が平日の人は日程調整が必要です。
1回の調停は2時間程度ですが、なかなか仕事が休めない人は調整が難しいでしょう。
また、離婚調停は複数回おこなわれるケースがほとんどで、その都度日程調整をしなければなりません。
仕事を休むと職場に迷惑がかかってしまいますね、、、
そうですよね、ポジティブな理由ではないし気分が落ちてしまいます、、、
長期化する恐れがある
離婚調停は成立まで平均して7.6ヵ月かかりますが、相手と意見が合わない場合は、長期化する恐れがあります。
出典:あなたの弁護士
なかには2年以上の調停も見られ、長期化していることがわかります。
スムーズに進めば6ヵ月以内で終わることもありますが、長期化する恐れがあるのは意識したほうがよいでしょう。
1年~2年かかっているケースもけっこうありますね、、、
はい、長期化しても離婚できない場合もあります
大切なことを決める分、争ってしまうケースも多いんです
費用が高額になる場合もある
離婚調停自体の費用は数千円ですが、どちらかが弁護士を立てた場合、不利にならないよう弁護士に依頼しなければならない可能性があります。
弁護士を依頼する場合40~80万円程度かかり、とても高額な費用です。
必ずしも弁護士に依頼するわけではないですが、高額な費用が必要なケースがあるのは覚えておきましょう。
40~80万円は簡単に用意できる金額ではないですね、、、
弁護士がいると心強いですが、やはりそれなりの費用はかかります
条件面の争いになりやすく、離婚後の関係も心配ですね、、、
子どもが悲しむ可能性がある
離婚調停で意見が対立してしまった場合、何より大切な自分の子どもが悲しんでしまう可能性があります
子どもが一番悲しいのは、大好きなママとパパが争うことです。
子どものために新しい生活をスタートさせようとしているのに、子どもが悲しい想いをしたら本末転倒ですよね。
「離婚調停は子どものためになるのか」を最優先に考えて欲しいと願っています。
子どものために条件面を決めるのに、子どもが悲しむのは避けたいですね、、、
親であれば子どもの幸せが一番ですからね♪
親子で幸せになれる方法を探しましょう!
気持ちの整理がつかないこともある
離婚調停の大きなデメリットは「気持ちの整理がつかないことがある」点です。
調停は条件面の話し合いを中心に進めるため、お互いの気持ちは重要視されません。
調停が成立し面会交流・養育費などの条件が決まっても、お互いわだかまりが残り、親としての関係を続けるのがつらくなるケースが多数あります。
離婚後も親としての関係は続くため、「お互いの気持ちの整理」はとても大事なポイントです。
たしかに自分の主張が通らなかったところはモヤモヤしそうですね、、、
過去の例やデータを参考に決めても、2人にしかわからないことはありますからね
なるべくなら話し合ってお互い納得する形が理想です♪
離婚調停ではない、もう1つの選択肢
離婚調停には良い点もありますが、次のような人には向いていません。
- 離婚後に続く親同士の関係を良好にしたい
- 子どもを悲しませたくない
でも離婚調停以外にどんな方法があるか知りません、、、
そうですよね、そこで今回紹介するのが共同養育のサポートをしている「りむすび」です♪
共同養育は「離婚後も両親が子育てに関わること」で、子どもが気を使うことなく両親からの愛情を多く感じられる環境のこと
「りむずび」は、カウンセリング・協議離婚サポート(ADR)・面会交流支援などを通して、離婚後の親同士が争わない関係づくりをサポートしています。
- 2人の関係を再構築するサポートをしてくれる
- 離婚前から離婚後の子育てまですべてサポートしてくれる
- 各家庭に合わせたサポートができる
- 子どものことを最優先にした話し合いができる
- 親同士の「気持ちの整理」がつく
離婚調停は主に条件面を決めていくので、親同士の争いや対立が生まれ、離婚後の関係が悪化しがちです。
りむすびは共同養育を目指して、カウンセリングをおこないながら、離婚後に争わない関係になるようサポートをします。
出典:りむすび
争わない離婚をするためには、協議離婚サポート(ADR)が有効です。
協議離婚サポート(ADR)については、こちらの記事を参考にしてください♪
2人で話し合うのが難しい場合、離婚調停しかないと思っていました、、、
もちろん離婚調停のほうが良いケースもあります
でも「子どもを最優先にしたい」「離婚後にモヤモヤしたくない」と考えるのであれば、ぜひ「りむすび」にご相談くださいね♪
※無料オンライン相談会もおこなっています
親として一番大切なのは「気持ちの整理」
子どもがいる場合、離婚をしたあとも親としての関係は長く続きます。
離婚後も続く親同士の関係を続けていくには、「お互いの気持ちの整理」が一番大切です。
気持ちの整理ができていると、親・子どもに次のようなメリットがあります。
- 子どもを面会に行かせる際、気持ちよく送り出せる
- 相手と面会している時間は自由に過ごせる
- イレギュラーなことがあったとき、相手に相談できる
- 子どもが両親からの愛情を変わらずに受け続けられる
- 子どもがさみしい想いをしたり気を使ったりしなくてすむ
離婚するときは条件面を決めるだけではなく、気持ちの整理が大切なんですね♪
はい、デリケートなことをお互い話し合って決める分、離婚後も親として理想の形を目指せるんです♪
実際に相談した人の声
出典:りむすび
りむすびのサポートは離婚前・調停(協議)中・離婚後、すべての期間で相談を受け付けています。
実際に「りむすび」を利用して、気持ちに変化があった人たちの声を紹介します。
ママとパパの声を1つずつ紹介するので参考にしてくださいね♪
20代ママの声
出典:りむすび
カウンセリングを受けたママからのメールです。
カウンセリングを受けることで、気持ちが軽くなり「自分から彼に気持ちを伝える」と前向きになれている様子がわかります。
デリケートな問題でまわりに話しづらいことでも、相談にのれる点がりむすびの強みです。
経験豊富なカウンセラーがたくさん在籍しています♪
一人で悩まず気軽に相談してくださいね
50代パパの声
こちらの声もカウンセリングを受けた50代パパからのメールです。
妻の気持ちがよくわかり、「悶々としていた心に一筋の光が差し込んだようでした」との言葉が印象的です。
円満な解決には双方の心の見つめ直しが大切なため、カウンセリングでは葛藤を下げるサポートもおこなっています。
離婚調停中でも相談がご希望ならお気軽にご連絡くださいね♪
また、ほかのご相談者さまの声はこちらを参考にしてください
まとめ
この記事では、離婚調停のメリットとデメリットを解説し、もう一つの選択肢として「りむすびのサポートを利用した共同養育」を紹介しました。
離婚調停にはメリットがありますが、「子どもが悲しむ可能性がある」「気持ちの整理がつかないときがある」といったデメリットもあります。
「子どもを最優先にしたい」「離婚後にモヤモヤしたくない」と考える人には「りむすび」で共同養育を目指すのをおすすめします♪
- 2人の関係を再構築するサポートをしてくれる
- 離婚前から離婚後の子育てまですべてサポートしてくれる
- 各家庭に合わせたサポートができる
- 子どものことを最優先にした話し合いができる
- 親同士の「気持ちの整理」がつく
子どもがいる場合は親としての関係は長く続くため、一番大切なのは「親同士の気持ちの整理」です。
お互い気持ちの整理ができていれば、次のようなメリットがあります。
- 子どもを面会に行かせる際、気持ちよく送り出せる
- 相手と面会している時間は自由に過ごせる
- イレギュラーなことがあったとき、相手に相談できる
- 子どもが両親からの愛情を変わらずに受け続けられる
- 子どもがさみしい想いをしたり気を使ったりしなくてすむ
現在、離婚調停中の人でも相談は可能です。
- 離婚を考えている人
- 調停を申し立てをしようとしている人
上記の人は、離婚調停に加えて「りむすびでの協議離婚」も選択肢に加えて、最適な選択をしてもらえれば幸いです。
話しづらいことでも一人で悩まずに、専門家を頼ってくださいね
気軽にご相談ください♪
※無料オンライン相談会もおこなっています