子どもを優先する離婚|ママ・パパの話し合いをサポートする「ADR」とは?

夫と離婚するけど、いろいろと決められるか心配

離婚しても子どもがさみしくないようにしたい、、、

離婚して夫婦別々の道を選ぶことにしても、子どもの将来が心配になる方は多いですよね。

あい・娘

私もまだ小さい娘がいるので、子どもを一番に思う気持ちはわかります、、、

最近では離婚調停ではなく、話し合いサポートを受けながらママとパパで離婚の形を決める「ADR」が増えてきています。

話し合いサポート(ADR)を利用すれば、お互い前向きに子どもの幸せを考えた道を選べるのがメリットです。

この記事の執筆者
  • あい
  • 学校勤務のソーシャルワーカー歴10年
  • 相談件数500件以上
  • 娘が発達障害グレーゾーン
頑張らずに子育てしてほしい!
この記事の内容
  • 離婚をサポートするADRの解説
  • 話し合いサポート(ADR)の利用が向いている人
  • 話し合いサポート(ADR)のメリット・注意点
  • 離婚サポートの流れ

この記事を読むことで、子どもを最優先にした話し合いをして、争わずに前向きな離婚ができるようになります。

今回は私がコンサルタントをしている「一般社団法人りむすび」のADRを紹介しています。
「りむすび」では、相談者様の気持ちに寄り添ったカウンセリングを行っていますので、安心してご利用ください。

あい

りむすびの代表が書いたこちらの本に、共同養育への想いが詰まっているので参考にしてくださいね♪

目次

離婚をサポートするADRとは

ADRは、弁護士とカウンセラーが夫婦の間に入って争わずに話し合えるよう、前向きな離婚に向けてサポートしてくれます。

弁護士・カウンセラー(調停人)がいるので、建設的な取り決めをできるのが特徴です。

あい

2人で話すと感情的になってしまいますからね、、、

離婚する際、お子さんがいるご家庭であれば、以下のことを決めなければなりません。

  • 子どもの親権
  • 養育費の条件
  • 子どもとの面会頻度・方法
  • その他、希望条件など

デリケートで争いがちな親同士の話し合いを、弁護士やカウンセラーがサポートしてくれるのがADRです。

あい

第三者がいるので落ち着いて話し合えるし、うまくサポートしてくれます♪
どんな感じかはこちらの動画を参考にすればわかりやすいですよ!

話し合いサポート(ADR)の利用がおすすめな方

話し合いサポート(ADR)の利用がおすすめな方は次のとおりです。

ADRの利用がおすすめな方
  • 子どもを最優先にした話し合いがしたい方
  • 建設的にこれからを決めたい方
  • 裁判所の離婚調停に抵抗がある方

お子さんがいるご家庭であれば、離婚の際に「決めなければならないこと」がたくさんあり難しい話もあります。

しかし争うのではなく、「子どものために話し合いたいご夫婦」に向いているのがADRです。

あい

離婚で争う親の姿を子どもに見せたくないですよね、、、

子どもを最優先にした話し合いがしたい方

お子さんがいるご家庭は「子どもに関すること」を決める必要があり、デリケートで争いやすくなります。

あい・娘

ママもパパも自分の子が一番だし、子どもにとってもたった一人のママとパパですからね。

  • どちらと一緒に暮らすか
  • 名字はどうするか
  • 転校は必要か
  • 面会はどうするか

など、子供を最優先にして話し合いをする必要があります。

離婚しても子どもにさみしい思いをさせたくないな、、、

あい

そんな方にこそ、ADRを利用して前向きな話し合いをしてもらいたいですね♪

建設的にこれからを決めたい方

話し合いサポート(ADR)は、建設的にこれからの条件・取り決めを話し合いたい方に向いています。

あい

無理に自分の主張を通しても、あとで子どもがさみしい思いをしたら嫌ですからね、、、

離婚しても、子どものことで相手との連絡が必要になるため、できるだけ争わずに話し合いたい方は多いでしょう。

私が子どもを引き取っても、定期的にパパと遊んで欲しいな

あい

面会の頻度・時間など、いろいろ柔軟に話し合えますよ♪

裁判所の離婚調停に抵抗がある方

一般的に離婚の条件でもめた場合は、裁判所による離婚調停になりますが、裁判所に抵抗がある方にもADRはおすすめです。

あい

離婚調停になると半年~2年かかることもあり、親子でストレスですよね、、、

ADRであれば、離婚調停によるストレス・費やす時間を大幅に減らすことができます。

子どものこと思うと、離婚調停はちょっと、、、

あい・娘

なるべく話し合って決めたいですよね。
ADRに興味ある方は、お気軽に相談してください♪

\ 子どものことを最優先に考えて話し合おう /

話し合いサポート(ADR)のメリット

話し合いサポートを利用するメリットは以下の3つです。

話し合いサポート(ADR)のメリット
  • 子供のために話し合いができる
  • 円満な離婚に向けて歩み寄れる
  • 裁判所と比べると柔軟で低費用

子どもがいる場合、離婚しても親同士の関係は続くので、これからのことを話し合えるのは大きなメリットです。

また、裁判所の離婚調停と比べて柔軟な取り決めができる点が優れています。

あい

心の負担が軽くなるのもADRの良い点ですね♪

子供のために話し合いができる

話し合いサポート(ADR)は、お互い話し合うことが前提で進むので、子どものために話し合いができます。

子どもが親の愛情を受けながら幸せに暮らしていくには、ママとパパが話し合って条件を決めるのが一番です。

あい

夏休みは実家に連れて孫の顔を親に見せたいとか、細かいところも話し合えますよ♪

弁護士・カウンセラーがうまくサポートしてくれるので、なるべく感情的にならずに子どものために話ができます。

円満な離婚に向けて歩み寄れる

争わずに円満な離婚に向けて歩み寄れるのもADRの良い点です。

離婚するときは、条件や別居する際の取り決め・養育費など、両者で決めることはたくさんあります。

あい・娘

2人とも納得できる取り決めを一緒に目指してくれますよ♪

ADRであれば、お互いこれから関係を続けるうえで感情の整理ができ、円満な離婚を目指せるのはメリットです。

裁判所と比べると柔軟で低費用

裁判所での離婚調停と話し合いサポート(ADR)は、以下のような特徴の違いがあります。

裁判所話し合いサポート(ADR)
相手と連絡が取りづらい相手との気持ちを仲介してくれる
書面でのやり取り感情の整理ができる
条件決めがメインなので対立しやすい建設的な話し合いをしやすい
長期化する恐れがある短期間での取り決めも可能になる
弁護士を依頼した場合、40~80万かかる弁護士に依頼するより費用がかからない

ADRは「お互いに話し合って決める」といったスタンスなので、離婚調停より柔軟に取り決めができます。

あい

オンラインで平日の夜や土日でも話し合えますよ♪

主張し合うのではなく、お互い気持ちの整理をしながら話し合えるのは大きなメリットです。

利用する際の注意点

話し合いサポート(ADR)を利用する際の注意点について説明します。

ADRを利用する際の注意点
  • 建設的な話し合いを心がける
  • 調停者は中立的な立場だと理解する
  • 調停の前に気持ちを整理しておく

ママとパパが話し合うことが大前提なので、建設的な考え方は必要です。

また弁護士やカウンセラーはあくまでも中立な立場なので、気を付けましょう。

あい

一緒に夫婦から父母の関係へシフトしていきましょう♪

建設的な話し合いを心がける

ADRは2人で条件などを決めるので、建設的な話し合いを心がける必要があります。

お互いの主張が違うと、つい感情的になりそうなときはあるでしょう。

あい

そんなときにサポートするのが私たちの役目です!

専門家がいてくれるだけですごく気持ちが楽になりますね!

ときには条件を譲ることもありますが、お互いが話し合う気持ちを持てば円満な解決を目指していけます。

調停者は中立的な立場だと理解する

調停者として弁護士・カウンセラーが一緒に話を進めますが、調停者はあくまでも中立的な立場です。

どちらかを説得する役割はないので、利用する前に意識しておきましょう。

あい

弁護士はいるけど、個別の法律相談を受けることはできません、、、

「調停者は中立の立場で、自分たちで話し合って決めていく」と意識すれば、話は自然と良い方向へ向かっていきます。

調停の前に気持ちを整理しておく

調停の前に自分の気持ちを整理しておくことも大切です。

気持ちの整理ができていないと、話し合いの場になったときにうまく伝えられない可能性があります。

あい

調停前にカウンセリングで気持ちの整理をするお手伝いもしていますよ♪

いきなり話し合うのも不安だからカウンセリング受けた方が良いかも、、、

調停の前に気持ちの整理をしておくことで、スムーズに子どものための話し合いができるようになります。

離婚サポートの流れ

ADR手続きの説明・カウンセリング

手続きの説明は無料ですが、カウンセリングは有料(90分12,000円)です。

また対面・zoom・電話とご希望の形でお受けできます。

申立書を提出

申立料は20,000円です。

担当調停人を選任・相手方へ意向を確認

調停前に気持ちを整理するためのカウンセリング(有料)を行っています。

あい

気持ちが楽にるのでお気軽に相談してくださいね♪

第1回調停日を調整・通知

無理のない日程でご調整ください。

調停(原則オンライン)

双方は原則同席です。(別席も可)

90×3回(双方21,000円/回) 5回(双方14,000円/h)まで延長できます。

調停成立

合意書の作成(双方20,000円)

くわしくはお気軽にお問合わせください。

子供のために前向きな話し合いをしよう

離婚をするとき、子どもが一番望むのは「ママとパパが争わないこと」です。

大好きなママとパパが自分のことで争っていたら子どもは悲しいですよね。

子どものことを最優先に考えるのであれば、対立するのではなく前向きな話し合いをして欲しいなと願っています。

あい

ぜひお気軽に相談してくださいね!

まとめ

この記事では、「子どもを最優先に考える離婚」として話し合いサポート(ADR)を紹介しました。

ADRはママとパパの間に、弁護士やカウンセラーが入り「話し合いによる前向きな離婚」をサポートしてくれます。

ADRの利用がおすすめな方
  • 子どもを最優先にした話し合いがしたい方
  • 建設的にこれからを決めたい方
  • 裁判所の離婚調停に抵抗がある方
あい

ADRのメリットは以下のとおりです♪

話し合いサポート(ADR)のメリット
  • 子供のために話し合いができる
  • 円満な離婚に向けて歩み寄れる
  • 裁判所と比べると柔軟で低費用

離婚でお悩みの方は、ママとパパが争うことなく、親同士の関係になるのをサポートするADRを利用しましょう!

あい

お子さんのために悩みは早めに解決した方が良いです♪
一人で抱え込まずに何でも話してくださいね!

子どもを最優先にした話し合いをしよう/

今回は私がコンサルタントをしている「一般社団法人りむすび」のADRを紹介しました。
「りむすび」では、相談者様の気持ちに寄り添ったカウンセリングを行っていますので、安心してご利用ください。

あい・娘

りむすび代表の想いが詰まった、こちらの本も参考にしてくださいね♪

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